DATSUN★DA( だっつんだ!)

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外装仕上げ その16 サビ対処

 さて、オーバーフェンダーの形が良い所まで出たのでパテ作業に入ります。
 
つっても、すんなり行かないのが古い車。
少し塗装が浮いている所をつつくとサビ穴が現れることも珍しくない。
左後輪のアーチ前、内側。
 
 
左後輪のアーチ後ろ、外側。
 
土に返りそうな名車をレストアしている方には鼻で笑われそうな小穴なんですけど
万全に対処しておきたいです。今回の 2箇所は場所と大きさを考慮し、溶接しないで直すことにしました。
 
 
触れる範囲でサビを完全に(とは行かないけど)除去。
それから POR-15で封じ込めます。内部もハケが入る範囲で最大限に。
生乾きのうちに裏からアルミ板をパテでプチュっと貼り付けました。
 
 
今回板金屋サンの勧めで使ってみたのがこの Z-1という少し高価なパテ。3L缶を用意。
缶を持った感じ、ポリパテと比べると嘘みたいに軽い。
 
●特徴●
収縮性が皆無で見た目通りに硬化、接着力に優れたエポキシ系接着剤。密着性に優れ亜鉛鋼板・アルミにも使用可。水分を引き込まず、パテ裏面の錆の発生がない。
スムージング専用パテ
 …だって。
いいこと尽くめじゃん!!
 
しかし、実際に使ってみるとパテ付けはすごくやりにくそう。
軽くて粘度が高いので、ヘラに引っ張られてめくれやすい傾向。そのため巣穴も出来やすい。夏場でも硬化が遅く、赤外線ヒーターを使わないと仕事になりません。
なかなか使いづらいパテだ。 あと、超臭ぇ。。。
 
 
それらしくなった??
 
 
クォーターの Sunnyエンブレムの穴は溶接で埋めておきます。
 
 
現状ここまで。
 
もともとこのサニー、オリジナル色のシルバーから白にオールペンしてある。
これが厄介。白の下のプライマーからブツブツ(ブリスター)が出てる。車体全体にね…。この層は 剥離する必要がありそうです。
 
で、塗装を研ぎ落とすと 出てくる出てくる板金修理痕。
こっちの職人さんの腕は良かったみたいでパテ下のサビはほとんど出てない。
パテも痩せきっているだろうし、その下地は出来るだけ生かすプランで行きます。
 
 
パテ付け、仕上げ研ぎ、作業指導はボディショップの KAMI さん。
いつもありがとう。 m(_ _)m ペコリ