デスビ流用
A14デスビのシャフト、ガタが出てます。
シャフトのギヤ側にはブッシュが入っていて、エンジンOILで潤滑される。
対して上側はアルミのボディが直接支持していてそこが減ってしまうことがあるようです。
対して上側はアルミのボディが直接支持していてそこが減ってしまうことがあるようです。
タコメーターの振れ、ある回転での失火のような症状、高回転でのノッキングが出てました。シャフトのガタでローターが振れる事が原因か?
A14のデスビはもう新品では手に入らないので程度の良い中古と交換するしかない。
だけどそれは急場しのぎで、根本的な解決にはならないと思います。
だけどそれは急場しのぎで、根本的な解決にはならないと思います。
そこで年代が新しい、軸受けがベアリング化された角目サニトラのデスビを流用します。
MDI 同時点火を使っているので、デスビには火花をディストリビュートする役割はなく
点火の合図を出す事と、進角装置としての働きだけ。だから、このローターと SG(シグナルジェネレーター)のみが組み込めればオッケー。
点火の合図を出す事と、進角装置としての働きだけ。だから、このローターと SG(シグナルジェネレーター)のみが組み込めればオッケー。
サニトラの純正フルトラデスビのボディ内には丁度良い棚があり、そこに SGを固定出来るよう 9.5mm厚のアルミのドーナツを作りました。
SGの位置出しは適当に見た目…なので、固定孔は調整用に何箇所か開けてます。
これが角目サニトラデスビのシャフト。強そうなベアリングだぜ!
バキューム進角は、メカがこのドーナツに置き換わるため固定される。
(今までも使っていなかったんですけど)
(今までも使っていなかったんですけど)
ドーナツ裏にあるガバナ進角の機構はそのまま生かしてます。
元の A14デスビ。
サニトラデスビ。ドーナツの上に SGプレートごと移植。大体同じ位置に付いたね。
ローターを付けて SGとのクリアランスを確認。ふふっ、計算通りじゃん ( ̄ー ̄)
ローターを付けて SGとのクリアランスを確認。ふふっ、計算通りじゃん ( ̄ー ̄)
あとは干渉するところ削ったり、配線を通す穴を広げたりして…
完成。 今回も部品の提供と、製作に協力してくれた NAKADAI 君と 親方に感謝です!!
・
・
・
・
・
実走テスト。
タコ針の振れは改善し、3000回転弱でたまに出ていた失火のような回転ムラもなくスムーズに回る。ただ 3速 5000回転あたりから、ノッキングは若干出ますね。
これはガバナの進角幅が大き過ぎるのが原因になってるかもしれません。
現状 アイドル 7°→ 最大進角 35°付近。
これはガバナの進角幅が大き過ぎるのが原因になってるかもしれません。
現状 アイドル 7°→ 最大進角 35°付近。
交換前の A14デスビは ガバナ進角の幅が 20°くらいでした。
このサニトラデスビは 25°以上動く??
このサニトラデスビは 25°以上動く??
やはりこの辺りは 超アナログな機械式進角の泣き所…。
進角のスピードと振り幅については、またじっくり詰めて行きます。
やっとデスビの懸念がなくなって、10ヶ月振りの全開加速でしたねー。
あまりに久し振りでちょっと怖ぇ。
あまりに久し振りでちょっと怖ぇ。
向いてない・・・・のか??