DATSUN★DA( だっつんだ!)

旧車や外車も何とかなる!? D.I.Y.でお金を掛けずに楽しむカーライフ。

アライメント考察

年末に仕事を全てやっつけてしまい、まだゆったり正月気分です。
仕事が無いのは落ち着きませんが…。

持て余した時間でフロントの足周りとステアリング特性について考えてみよう。
自動車理論にあまり興味が無い素人が妄想する、机上の空論であります。

こんな落書きをしてみたり。
 
 


こんなカッコで こたつの角を曲がってみたりw あれこれ思案中。

 

現在乗用車で主流のステアリング機構はラック&ピニオンです。ハンドルに直結した丸ギヤで 平板ギヤ両端のタイロッドを左右に移動する仕組みですね。

ハンドル位置がどこであろうと、一定に操舵すればタイロッドは一定の速度で送られます。円運動のナックルと連結されるので舵角が大きくなるほどタイヤ角は加速する?

 

要するにニュートラル付近を標準とすると、舵角の大きさに比例して
クイックさが増していく特性になっていると予想出来ます。
これが私のスタンダートでした。ハチロク180SX は もちろんこれ。
 
対するサニーはボールナット式というステアリング。
ラジコンのサーボホーンのような円運動のピットマンアームでタイロッドを動かします。
ナックルも円運動なので、こちらの方が舵角の大小よる特性の変化は少ないのかも。

 

でも未だ馴染めないこのハンドリング。一癖二癖ありますね。
ニュートラル付近の曖昧さと、戻りの悪さを感じます。ドリフトはタイヤが勝手に進行方向に向いてくれると楽なんですが、その力が弱いようです。
他にもある程度切り込んでいくと抜けたようにハンドルが軽くなったりとか…
ハンドルへのキックバックが弱くインフォメーションが希薄。
ドリフト終盤で うまく収束しづらく、うっかりすると出口で振られます。
 
以前にタイロッドとアイドラアームのブッシュステアリングギアBOXも交換してみましたが… 基本的な特性はさほど変わりません。新車でもこうだったんでしょう。
 
そうは言っても周りのサニー乗りはガンガン横向けて走ってますからねぇ ^^;
操る腕による所も大きいと思うので、何とか慣れようと奮闘しているこの頃です。
ただもっと乗りやすく改善出来るなら、と考えているんです。
 
普通はレーシングカーでも最大舵角コーナリングするなんて事は無いでしょうが、
フルカウンターまで使って走るドリ車ではステアリング特性の違い(セッティング)は
より重要だと思えてきました。
 
ラック&ピニオンをスワップする… それは夢としてありますが、まずは出来る範囲で。
基本的な事として、ハンドルの ロック to ロックが 5回転って! 重機じゃあるまいし。
まずはこれを修正したいなぁ。最大切れ角そのまま、4回転位に出来れば 全体的にかなりクイックになるでしょう。
 
乗りやすさで目標とするのがハチロク
足回りの構造が似てるし、なんつっても弟のが身近にあるので。
サニーとハチロクのアライメントを徹底比較して近づけていきたいと思います。
キャンバーやキャスターはもちろん、アッカーマン比なんかも測定してみたいと思ってますよ。

…でも仕事が ひま過ぎると逆に遊びが手に付かないですよね。