DATSUN★DA( だっつんだ!)

旧車や外車も何とかなる!? D.I.Y.でお金を掛けずに楽しむカーライフ。

サニーの身体測定

と言っても 4輪アライメントテスターに乗せたんじゃなく、フロントだけの簡単な確認。

トーイン 2mm
以前にタイロッド交換した時からズレてませんね。



キャンバー角は地面の勾配があるので同じ場所で向きをかえて 2回測定しました。
左右共 ネガ 2~2.5°辺りに入っているようです。


次は アッカーマンアングルの実測です!
 
<アッカーマンアングル>
 ハンドルを切った時の左右のタイヤの舵角差。
 スムーズに曲がるため、内輪の舵角を外輪より大きくするジオメトリー変化。

ドリフトに於いてはこのアングル差が大きくなるとブレーキング効果が生まれてしまい
スピンしやすくなる、というお話。
 
これについては あれこれ調べてみまして…
切れ角アップナックルを販売している某パーツ屋さんの文献を参考にする事に。
そこで紹介されていたのは 100系マークII のデータなんですが、マークII と 310サニーのホイールベーストレッド幅の比率が かなり近いと気付いたからなんです。
これは意外でした。サニーはショートホイールベースの車だと思い込んでたので。
比率ではサニーより AE86の方がさらに少し短く、S15シルビアは 5%近くも短いんです。
もちろん、単純にその数字だけで 車の特性を推し量ろうとは思いませんけどね。
 
 
地面に紙を貼り 直進状態と左右最大舵角のタイヤの向きを書き写します。
切れ角を求めたいんですが… さいんこさいんたんじぇんと、えっとぉ?
中学で習ったはずの三角関数だけど、電卓の押し方も全く分からん。
 
ネットで調べてお勉強、小一時間(汗)
 
答え: 内輪 46°外輪 38°アングル差 8°(ハンドル回転 855°)
前述の文献に ノーマル状態のマークII は最大アングル差が 8°であり、
単純に切れ角だけ増やすと アングル差が 11°と開き過ぎますが
そのお店のオリジナルナックルは最大 8°に抑えていると記述がありました。

 

鵜呑みにすれば、サニーは現状で理想的な状態です。
少なくとも 大間違いは無さそうですね。ま、最終的には乗ってどうかなんですけど。
アッカーマンアングルだけで言えば 310サニーは
えらい角度で横に翔ぶ!! 素質がある車、と言えるのかも ( ̄ー+ ̄)

気を良くして次に進みます。
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